健普協が1年をかけて発行にこぎつけたユニバーサルデザイン・ハウス ワークシート。その発刊記念研修会「第2回UD・H&第5回住宅内試料採取法」に、約30名の参加者が、大阪・じばしんに集いました。
午前中は、(財)東京顕微鏡院の箭内慎吾氏を講師にお迎えし、健普協のこれまでの「室内空気質環境検査」が、業界団体でも唯一、まとまった結果データとして集積していることは、学会発表につながる非常に貴重な財産であると評価されました。また、なおかつその結果がひじょうにすぐれた結果内容だという成果も発表され、参加者会員一同、誇らしくもあり、これからもさらに全物件の室内空気質環境検査に取り組む意欲を駆り立てられた研修でした。健普協会員の建物は、科学的なデータで「お墨付き」ということが実証された瞬間でした。
午後は名古屋工業大学工学部教授(工学博士)・守明子氏による「少子高齢社会における生涯住宅の意義と生産者の社会的責務」と題するレクチャー。先生の専門分野である建築生産の立場から、きちんとした生涯住宅を建てる事ができれば、施設は不要となり、生涯我が家で最後まで自己決定権を持ちつつ暮らせる。それは無駄な入所費が要らないばかりか、無駄な施設の建設費も減らせる。その場限りのイニシャルコストやランニングコストにとらわれることなく、人間中心の観点から、生涯住宅のコストを見通す必要性や、ユニバーサルデザインの必要性を静かな口調にも、鋭い視点をまじえ、深い内容でお話していただき、「目からうろこ」の連続でした。
また、会員の美和工務店・村田千代さん、丸七ホーム・阿部良子さん両氏による、ユニバーサルデザイン・ワークシートを使ってのワークショップも、会員の耳目を集めました。
健普協の地道な活動が、ようやくひとつひとつ形になり、着実な結果として残されてきていることを示してくれた研修会でした。
CS(顧客満足)を顧客感動にしなければ、これからは生き残れない時代です。私たち会員は、まだお客様が言葉にしない要望を先回りして提示できる「顧客感動」に向け、一歩一歩歩んでいます。ぜひ、室内空気質環境検査を、研修を受けて工務店自ら手がける地域の会員工務店と出会い、お客様が安心・安全の家づくりができますよう、会員一同願っております。「住まいは健康のゆりかご」であることを、私たち会員は認識し、その大切な器づくりに日々たずさわる、優良工務店集団を自負しています。 |
 PSサンプラー研修会
 守明子先生
 美和工務店 丸七ホーム
 研修会場
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