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須藤理事長 日本健康学会シンポにて講演




 3月15日、東京医科大学病院 臨床講堂にて、当協会・須藤千春理事長が、「気象病発症を防止する快適空間の創造:健康住宅」と題して講演しました。これは、「快適な衣食住を演出する健康科学ー快適空間によるアンチエイジングと食の安全ー」をテーマとするシンポジウムにて、当会の活動とともに、健康が深く気象とも関わっていることを参加者に訴えたものです。気象庁との連携で研究されたホットニュースで、参加者にとってもまだ認識の浅い分野を、多くの事例をまじえて解説しました。
 「快適空間では免疫力が落ちるのでは?」という質問なども発せられ、健康住宅の快適性が、多くの病気の発症を防ぐのだという認識が、まだまだ一般生活者に定着していないという現実も垣間見た会場でした。健普協で掲げる10のポイントが、バランスよく家づくりに生かされて、はじめて家の健康度も高まり、住む人の健康も育むのだという啓発が、もっと必要だと感じるとともに、それほど、住宅の健康度を一般消費者が理解することは、難しく、私たちの活動の必要性も強く感じたシンポジウムでした。
 小学校から大学まで、日本の学校教育のなかで、住宅と人体との関係を学ぶことが、ほとんどなおざりにされていることを考えますと、先のような珍問が出てくるのもむべなるかな、と深く考えさせられます。― 国に税金をしっかり納めてもらうには、国民が健康でなければならない。そのためには、国民はその日の疲れを癒し、回復させられる豊かな住環境を与えなければならない。― こうした考えが根底にある海外の先進国と比べると、健康をつかさどる医師や学者であっても、案外、この国では劣悪な温度差や換気の重要性に気づかず、見過ごしている可能性が高いということも考えられます。つまり、高い知識がある人々でも、住宅にはさまざまなポイントのバランスが大切なことに思い至っていないことが予想され、少し恐い現実を垣間見たひとこまでした。当協会の活動は、少子高齢社会や省エネ、環境問題を抱える中で、ますます重要な役割を果たす使命があることを、思い知らされたといえます。
 余談ですが、現在、須藤理事長は気象病のひとつである「ぜんそく」に関して、気象変化によるぜんそく発症調査を下記の通り行っております。ご協力いただける方は、ぜひよろしくお願いいたします。
 
医学気象予報の有効性に関する実証実験及びニーズ調査
中部大学(須藤千春教授)が愛知県の委託をうけて特定非営利活動法人アレルギー支援
ネットワーク、日本気象協会、名古屋市消防局などで協働してモニター調査(実証実験)
を行います。
「ぜん息」症状がある方(症状の程度は問いません)モニター調査にご協力ください!
「台風が近づいてきた!ぜん息発作に気をつけないと!」など気象の変化によってぜん息発作がお
きそうな予感は、私たちぜん息児を持つ家族ならだれしも体験をしていることです。
これを実際にテレビやニュースで予報を出してもらおうという試みで、今回のモニター調査の目的
は、更に予報の的中率を高めるため、今回の調査に協力をお願いするものです。
この「ぜん息予報」がテレビなどの天気予報で流れると、事前に重症な発作が起きないようにする
ことが可能になり、私たちぜん息児を持つ家族にとっても大きな朗報です。(詳しくは裏面を)
モニター調査の条件は すでに ご利用の「ぜん息日誌」(写し)をご提出いただくか(過去3年未満)、
来年1月~3 月までの間に最低1 ヶ月以上モニター調査にご参加いただけることです。
モニター調査の内容は
ぜん息発作がでた日時と場所、症状の程度など簡単な項目とアンケートを日誌風に記載し
ていただくだけです。(個人情報はこの調査のみに使われます)又は、「ぜん息日誌」の記帳です。
モニター調査にご協力いただける方は下記内容にご記入頂き、faxまたはメールをお願いいたします。
(Fax:050-1093-5702 E-mail:info@alle-net.com)
なお、ホームページからもお申込みいただけます。(http://www.alle-net.com/)
※調査にご協力いただいた方にはお礼に粗品を進呈させていただきます。