㈱大生建物(栃木県・植木文夫社長)では、ビジネス話材の季刊紙「活力経営」を発行しています。年初にそのVol.371が事務局に送られてきました。 その表紙「着眼数」には、近頃の大家族のあり方が紹介され興味をひきます。
つまり、記事では「1時間以内で行き来できる「近居」の割合が、この10年で28%から41%に増加」したというのです。
この背景には、既婚者の家族が親と緩やかにつながり、精神的・経済的に助け合うという「見えない家族」の増加を伝えています。
緩やかなつながりのメリットとして、生活全般の不安解消、妻のキャリア維持、共働きの継続による所得拡大の継続などが挙げられるようです。
「家族同士が支えあうことは、生活者として当然の動きで、願望である」と記事は結んでいます。こんな時代だからこそ、家族同士の精神的満足度の高まりが求められ、絆の深まりを求める社会意識がうかがえる記事でした。
この刊行物の良さは、単なる経営ノウハウの話題にとどまらず、ひとりひとりの心のつながりを意識した経営理念を意識して編集している点です。さすが足利学校のお膝元だけあると、読後はその志高い編集姿勢に、襟を正す気分にさせてくれます。
編集代表は、同社の会長・浅沼公子さんで、クライアント数1500社以上という日本有数の会計事務所(㈱浅沼経営センター)を夫・邦夫氏と育て、女性のビジネスウーマン・キャリアウーマンのさきがけとして活躍。さまざまな時代の波をかいくぐってきた生活者としての温かくかつ鋭い視点が反映され、読み応えあるものです。
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