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第1&第2回健康住宅盛夏研修会を開催しました

神戸&東京にて経営に生かす盛夏研修会を実施
水戸にて現場見学会も 
 8月28日は、兵庫県中央労働センター(明治の文豪・小泉八雲の神戸の居住跡)にて第1回を開催。9月11-12日は、東京都中央区築地社会教育会館で講義、2日目は会場を茨木・日立市に移動して、第2回の盛夏研修会を開催いたしました。
 テーマは、「経営に生かす“健康住宅”の仕込み方」です。今回は6月26日に発表された健康維持増進住宅研究会6年間の最終報会を踏まえ、あまたある自称・健康住宅工務店のなかで、自社と他社との違いをしっかり示せる技やコツを再確認し、健康住宅の新たな存在意義を明確化しようとしたものです。
昨今の超高齢社会への突入と高度医療に伴う医療費の軽減化のため、さらに今後のエネルギー施策をも組み込んだ、単なる健康住宅とは異なる積極的な「健康住宅とは何か」が問われる時代に入っています。今後の経営に対する方向性を捉えて頂く内容で、構成致しました。また、2日目には省エネ住宅で健康維持増進住宅研究会のモデル住宅にもトップで紹介された住宅と、2012年度ゼロエネルギー住宅として評価された住宅の視察を計画実施致しました。

 <健康維持増進住宅モデル棟・I邸(日立市)>

 <2012年度ゼロエネ住宅・Y邸(日立市大甕)>

◆「健康住宅の変容と推進」を通して
 講義の1部は、断熱・気密工法にとどまらない健康住宅への要求と、低炭素社会への急速なパラダイムシフトの中での超高齢化時代に必要な「健康住宅」の推進を俯瞰。同時に、健康維持増進住宅研究会の「健康に暮らす29のエビデンス」について、その真意を解説致しました。

◆今後注目される「快適な睡眠を支える」住宅 
 最近、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病、うつ病などの神経性の疾患、アレルギー性疾患が顕著に急増しています。従来の薬剤投与主体の医療では、解決できない状況です。そこで、今後の「健康住宅」の新たな取り組みと在り方を、「快適な睡眠を支える住宅」であるととらえました。住宅のあり方が、体内時計の乱れや疾病を予防、是正できること。加えて、健康な住まい方の提言と推進の重要性を解説しました。
場違いのように思われる、自律神経やホルモン、免疫や骨形成などの健康被害・健康障害の予防にも触れ、適切な睡眠に深い関わりがあることを示しました。さらに、住宅内に朝の太陽光取り入れによる適切な覚醒が、メリハリある体内リズムの維持に関わることを初めて紹介しました。
すなわち、多様化している死亡原因や疾病構造の変化に、住宅が深い関わりがあることを再認識していただく研修会となりました。
また、実際の住宅見学・視察にて、省エネで低炭素社会に対応した快適な「健康住宅」を体感しました。今後は、夏季の見学だけでなく、冬季の体感見学を実施することにより、「健康住宅」の提案者や提供者が、先ず本物の「健康住宅」への変革を認識できることを目的として開催いたします。