国の評価基準を先取りし、住まい手の健康に関わる住宅性能を評価する試みです。住まいの健康性能を包括的に評価するこのような取り組みは、全国でも初めての試みです。この制度では、一般の工務店および当協会の会員工務店が施工した住宅が、協会の定めた「健康住宅認定基準(ガイドライン)」を満たしているか否かの検査と確認を行い、認定結果報告書を交付することにより、“健康住宅”の普及と居住者の健康維持を図ります。
健康住宅認定ガイドライン
計画換気
換気に配慮した家
- 第一種または第三種換気システムが採用されている。
- 室内相対湿度が40〜60%に設定できている
- 換気量は0.4回/hr以上である
カビ対応
カビが生じにくい住宅
- 目視によるカビの発生を認めない。
- 20分間の落下法計測(使用シャーレは9〜10cmO)による菌数は10個以下とする。
- 防カビ仕様等を施している。
室内空気環境
下記物質の測定値が厚生労働省による室内濃度指針値以下であること。
| 物質名 |
ェm3 |
ppm |
| ホルムアルデヒド |
100 |
0.08 |
| トルエン |
260 |
0.07 |
| キシレン |
870 |
0.20 |
| p-ジクロロベンゼン |
240 |
0.04 |
| エチルベンゼン |
3,800 |
0.88 |
| スチレン(モノマー) |
220 |
0.05 |
| テトラデカン |
330 |
041 |
ダニ対応
ダニの生息密度低い住宅
- ヤケヒョウヒダニ・コナヒョウヒダニは20匹/m2(50mg)以下とする。
- ツメダニ類は新鮮固体(採取時生存していたと推察される固体)で2匹/50mg以下とする。
- ツメダニ類以外の吸血・刺咬性ダニが検出されない。
- 第一種または第三種換気システムが採用されている。
- 室内相対湿度が40〜60%に定できる。
床下環境
床下環境の良好な住宅
- 床下空間の相対湿度が85%以下に保たれている。
- 床下に用いられている木材の平均含水率が25%以下(推奨19%)に保たれている。
高齢者対応
高齢者に配慮した住宅
下記の8項目の措置が講じられている。
- 部屋の配慮
- 段差の解消
- 階段の安全性
- 手すりの設置
- 通路・出入り口の幅員
- 寝室・浴室・便所の広さ(推奨)
- 温熱環境
- アプローチ
音環境
下記測定値がLAeq(等価騒音レベル)で基準値以下であること。
| 測定位置 |
基準値 |
| 寝室 |
35dB(A)以下 |
| 子供部屋 |
40dB(A)以下 |
| 書斎 |
40dB(A)以下 |
| 居間 |
45dB(A)以下 |
| DK |
50dB(A)以下 |
| 敷地境界 |
環境基準叉は騒音規制法の基準値以下 |
室内温熱環境
Q値(熱損失係数)が次世代省エネ基準(国土交通省、経済産業省告示)以下であること。
| I.地域 |
Q = 1.6 |
| II. 地域 |
Q = 1.9 |
| III.地域 |
Q = 2.4 |
| IV.地域 |
Q = 2.7 |
| V.地域 |
Q = 2.7 |
| VI.地域 |
Q = 3.7 |
- ※Q値(熱損失係数)とは
- 家全体の断熱性能を評価する数値で この数値が小さいほど断熱性能が高い。
診断から認定まで
- 当協会へご相談
- 協会会員と打ち合わせ
- 各項目診断調査
- 結果報告
費用と日数について
- 現地調査時間は半日ほどです。
- 現地調査後、報告書がお手元に届くまで約1ケ月かかります。
- 対象住宅は新築住宅に限ります。
- 調査費用は約30万円です。
- ダニ、カビ、空気環境については個別調査も行っています。